漢方薬の永谷元気堂では、腰痛・関節炎・関節リウマチ・癌(がん)・網膜剥離・自律神経失調症・腸内フローラ(下痢・便秘)でお悩みの方へ、ご相談のうえ最適な漢方薬処方を提案しています。他の症状・疾患もご相談下さい。

  >>>  コロナ自宅待機漢方処方受付中  <<<   >>> 緊急コロナ後遺症漢方相談受付中 <<<

元氣になる漢方相談実施中

0120-66-7858 10:00~19:00(月曜・祝日定休)

メールで相談する(問診表へ)

※人間のみならずペットの漢方治療、サプリメント療法でも相談可能です。

自律神経失調症

自律神経失調症について

人間の身体は、気温の変化や精神的ストレスなど内、外からの刺激に対して、体内の状態を一定に保とうとする働きがあります。これをホメオスタシスと言います。この働きを調整し維持ているのが【自律神経】です。 自分自身の意思でコントロールできない内臓の働きや血管の収縮・拡張、体温、血圧、各種ホルモンの分泌など、すべての器官を調整しています。 自律神経には、【交感神経】と【副交感神経】という相反する作用がある2つの神経が身体のバランスをコントロールして健康状態を保つ為に働いています。 ところが、急激なストレス、長時間に亘るストレス、睡眠不足、昼と夜が逆の生活、食生活の乱れ、アンバランスなどの身体に負担をかける刺激により自律神経のバランスが乱れ、自律神経失調症を発症させます。

自律神経失調症は病院で診察、検査を受けても、何の異常も無いと診断される事が多く自分自身では原因が思い当たらないのに様々な不定愁訴が現れます。

どんな症状なのか?

身体のだるさ、慢性的な疲労、首筋のこり、肩こり、頭痛、偏頭痛、めまい、頭重、頭部のしびれ、頭がぼーっとする、耳鳴り、瞼、目の下がぴくぴく動く、動悸、息切れ、ホットフラシュ(のぼせ、ほてり、汗)、熱感、寒気、微熱、口やのどの不快感、口の渇き、寝つきが悪い、不眠、夜中に何度か目が覚める、便秘、 下痢、手足のしびれ、頻尿、残尿感など

精神的な症状として

イライラ、怒りっぽくなる、ゆうつになる、不安感、疎外感、落ち込み、何もする気がしない、感情の起伏が激しくなる、あせりを感じる、死にたく感じる、その他、つらい精神的な感情はいろいろあります。

なぜ様々な症状か出るのか?

自律神経は生命維持の為、身体の各器官をコントロールしています。自律神経のバランスが崩れると全身の機能に影響をきたし、さまざまな症状が出ます。
最近では婦人科、内科、整形外科などで検査をしても異常が発見されず、神経科、、精神科、精神内科、心療内科などの専門医を紹介する事が多くなって来ました。
自律神経失調症だからと思い込んで放置し、病気の早期発見を逃してしまうケースもあるので、注意して下さい。

原因は何?

自分自身はとても辛い症状が有るのに病院や周りにもわかってもらえない事が多く症状も1人1人違うように、原因も様々です。 自律神経のバランスが乱れるのには、様々な原因が複雑にからみあっている事が多い様です。

過度なストレス

仕事など、社会的ストレス、人間関係の問題によるストレス、精神的ストレス、様々な環境の変化など、過剰なストレスが蓄積されると自律神経のバランスが乱れ自律神経失調症になって行きます。

生活のリズムの乱れ

夜間勤務、夜更かし、昼と夜が逆の生活や、外にあまり出ず太陽の光を浴びない生活習慣、子供の頃からの不規則な生活習慣などが続き身体本来のリズムと逆の社会環境や生活環境が原因。

食生活

食生活の乱れアンバランスに胃腸、腸、肝臓、胆のうの機能が弱ったり、食事でのCa始めミネラル、ビタミン、葉緑素、食物繊維などの不足により各種ホルモンが体内でうまく作れなくなったり、またホルモン分泌異常、血流不良、低体温、を引き起こしストレスに弱い体質になります。

ストレスに弱い性格

他人や周りの人にどう見られているか、どう思われているかが気になったり、NOと言えない正確、感情の処理がうまくできず、気持ちの切り替えができない。
人とのコミュニケーションがうまくとれない、依存心が強いなど、ストレスに対する抵抗力が弱い傾向にある方も自律神経失調症になりやすです。

ストレスに弱い体質、虚弱体質

子供の頃から何かあるとすぐ下痢をしやすく胃腸が弱い、おう吐、自家中毒、環境が変わると眠むれないなど、生まれつき自律神経が過敏。また思春期や更年期などホルモンバランスの変わり目などは自律神経のバランスが乱れやすくなります。

女性ホルモンの影響

女性は一生を通じてホルモンのリズムが変化します。この変化が自律神経の働きに影響を与えます。代表的な更年期障害が良く知られています。

自律神経失調症の分類

タイプ 症状
心身症型自律神経失調症 日常生活、社会生活のストレスが原因で心と体の両面に症状が現れます。自律神経失調症の方の中でも、一番多いタイプです。几帳両な性格、努力家、何事も一生懸命で、まじめなタイプの人に多く見られます。
神経症型自律神経失調症 心理的な影響が強いタイプで自分の体調の変化に非常に敏感で、すぐに気になり心配してしまい、少しの精神的ストレスでも体調をくずしてしまいます。
感受性が豊かで敏感な為、すぐに精神状態に左右されます。また感情の移り変わりで身体にすぐに症状が現れます。
抑うつ型自律神経失調症 心身症型自律神経失調症がさらに進行するとこのタイプになっていきます。やる気が出ない、気分がどんよりして、すぐに落ち込む、といった「うつ症状」が見られます。  
肉体的には、頭痛、頭重、微熱、ホットフラッシュ、だるさ、食欲減退、不眠などの症状が現れます。
病院で診察を受けても、身体に出ている各症状を一時抑えする対症療法だけで長期間、不快な症状に苦められ慢性化する人が多いようです。性格が几帳面で完璧主義の方に多く見られます。
本態性自律神経失調症 子供の頃からの、元々持っている体質に原因があります。自律神経の調節機能が乱れやすい体質のタイプです。  
体力に自信がない虚弱体質の人や、低血圧の人に多く見られます。病院で検査をしても特に異常が見つかりません。日常生活のストレスもあまり関係しません。
このタイプの人は体質そのものに原因があります。体質を改善するために、食事、睡眠、運動、休息などの生活習慣を見直していくとよいでしよう。

次のような自律神経失調症の傾向が現れたときは、早めにご相談下さい。

  • 目がやけにまぶしく感じる人混みがにがて。
  • 呂律が回りにくい。
  • 首筋や肩がこる
  • 肩こりや腰痛がなかなか治らない。
  • めまい、耳鳴りがする。
  • 立ちくらみがする。
  • 不整脈や心臓がいきなり早くなったり、脈拍が飛ぶことがある。
  • 胸が締め付けられる感じがある。
  • 胸がザワザワする感じがある。
  • 胸が苦しい、息苦しくなる時がある
  • 手足が良く冷える。
  • 胃の調子が悪い時が多い、胸やけ、食欲不振がある。
  • 下痢や便秘を繰り返す。
  • 手足がだるい。
  • 顔だけ汗をかく。または手足だけ汗をかく。その他部分的に汗が出る
  • 朝、起きる時に疲労を感じる。
  • 気候の変化で体調を崩しやすい。
  • 寝ても寝てもスッキリしない、いつも眠い。
  • 悪い夢をよく見る、金縛りになる。
  • 風邪でもないのに咳、鼻水がよく出る。
  • 食べ物を飲み込みつらい時かある、喉に違和感がある。
0~1個
自律神経安定2~3個 自律神経不安定。
4~6個
自律神経失調症傾向。
7個以上
自律神経の乱れ、自律神経失調症が進んでいます。

一般的な治療法

症状・タイプなどにより、身体と心の両面に働きかける治療、生活環境を整えるなどのことを行う必要があります。
体質・性格・ライフスタイルの歪みにも注目して見直し改善することが必要です。

自律神経失調症の治療は病院では次のような薬を処方します。

自律神経失調製剤

自律神経の中枢に直接作用して、安定をはかる薬。
原因に精神面が関与しない場合に効果的。副作用は少なめ。

精神安定剤(抗不安剤)

自律神経の緊張を緩和させ、不安や緊張を和らげる薬です。
副作用は眠気やめまい、脱力感など。
ホルモン剤 更年期障害の女性や卵巣を摘出などでホルモンバランスが崩れた女性には女性ホルモンを補充するして症状を抑えます。
ビタミン剤 自律神経のバランスを整えるビタミンA、B群、C、Eを処方します。
他の薬との併用が基本です。
その他 抗うつ剤、睡眠誘導剤など。

病院で処方される主な薬剤はこちら

種類 商品名 主な作用・副作用
SSRI ルボックス・デプロメール・パキシル・ジェイゾロフト ▼作用
セロトニンの受容体(脳神経細胞への受け入れ口)を特異的、選択的に遮断することによってセロトニンの取り込みを阻害して、うつの症状や強迫性障害に改善効果を示します。
▼副作用
吐き気、ねむ気、口の渇き、便秘などですが、重いものではまれに悪性症候群の無動、口をつぐむ、強度の筋肉のこわばり、嚥下障害、頻脈、血圧変動、発汗、発熱症状があります。さく乱、けいれん、重い肝障害、低ナトリウム血症、意識障害、また興奮、攻撃性などの報告があります。 併用薬による相互作用も多く、慎重を要します。また、筋弛緩剤の塩酸チザニジンとの併用は禁じられています。 肝・腎障害、ほかの精神病の既往、高齢者での使用には危険を伴いやすく、妊娠中、授乳中の婦人には投与を避けます。 また、24歳以下の人では、治療の効果と自殺企図の危険性をよく考慮の上で使用が決められます。
SNRI トレドミン ▼作用
この薬はとくにセロトニンとノルアドレナリンの受容体(脳神経細胞への受け入れ口)を特異的、選択的に遮断することによってセロトニンとノルアドレナリンの取り込みを阻害して、うつの症状に改善効果を示します。
▼副作用
口の渇き、吐き気、嘔吐、便秘、ねむ気などですが、重いものではまれに悪性症候群の無動、口をつぐむ、強度の筋肉のこわばり、嚥下障害、頻脈、血圧変動、発汗、発熱症状や、不安、興奮、攻撃性などの精神症状、戦慄などを伴う副作用があります。 けいれん、重い皮膚障害、白血球減少、緑内障、肝機能障害などもあり、とくに心、腎、肝臓病の人には起こりやすく、また併用薬による相互作用も多いので注意を要します。妊娠中、授乳中の婦人、小児では安全性が確かめられていないので、使用は避けたほうが安全でしょう。また、24歳以下の人では、治療の効果と自殺企図の危険性をよく考慮の上で使用が決められます。
三環系抗うつ薬 アナフラニール・アモキサン・トフラニール・イミドール・パートフラン・ノリトレン・アンプリット・トリプタノール・ラントロン・スルモンチール・プロチアデン ▼作用
脳に直接働いて精神機能を高揚し、不安を軽減する作用があります。夜尿症に用いられることもあります。
▼副作用
ねむ気、倦怠感、睡眠障害、興奮、攻撃性などが起こったり、血圧の降下、口やのどの渇き、発疹などの過敏症状、下痢、あるいは横紋筋融解症、肝障害、不整脈などが起こることがあります。 24歳以下の人では、治療の効果と自殺企図の危険性をよく考慮の上で使用が決められます。
四環系抗うつ薬 ルジオミール・テトラミド・テシプール ▼作用
四環系抗うつ剤といわれるもので、脳に直接働いて感情の調節と高揚作用を現し、さらに自律神経を安定させる作用があります。 これらの作用によって抑うつ状態(理由のないゆううつ感におそわれたり、気分が沈んだりするうつの症状)を改善し、精神活動を活発にします。
▼副作用
口やのどの渇き、便秘、排尿困難、血圧低下、動悸、発疹などの過敏症状が起こったり、手のふるえ、不眠、いらだち、不安、興奮、攻撃性などが起こることがあります。 また、24歳以下の人では、治療の効果と自殺企図の危険性をよく考慮の上で使用が決められます。
ニ環系抗うつ薬 デジレル・レスリン ▼作用
脳に直接働いて、うつ病、うつ状態の不安、いらだち、苦悶、妄想状態、睡眠障害などの症状をやわらげます。 とくにこの病気の強迫症状の改善には効果があるといわれます。
▼副作用
ふらつき、ねむ気、ぼーっとする、不安、興奮、攻撃性、口やのどの渇き、便秘などが起こることがあります。 また、軽い一時的な低血圧(立ちくらみ)、ときに不整脈様の症状、動悸が起こることがあります。 24歳以下の人では、治療の効果と自殺企図の危険性をよく考慮の上で使用が決められます。
NaSSA レメロン・リフレックス ▼作用
脳内のノルアドレナリン・セロトニンなどの神経伝達を増強することにより、うつ気分を和らげ、不安、いらだち、不眠などの症状を改善しますので、うつ病、うつ状態に用いられます。
▼副作用
傾眠、口渇、倦怠感などですが、まれに不安、いらだち、けいれん、錯乱、発熱、下痢、血圧上昇、頻脈その他自律神経不安症などの激しい症状を起こすことがありますので、注意が大切です。 また、基礎疾患の悪化、自殺念慮、自殺企図などの報告もあり、とくに抗うつ薬の服用により増加するといわれています。 したがって、この薬は精神科医のもと、治療の効果と、起こりうる危険性を十分考慮した上で使用することが必要な薬です。 高齢者、妊娠中の婦人、他の薬を服用中の人の使用には十分な注意が必要です。
スルピリド ドグマチール ▼作用
中枢に作用して、胃壁の血液の流れをよくして、胃・十二指腸の粘膜の回復を助ける作用があります。 さらに、うつ病ないしうつ状態の症状を改善する作用を併せもった薬です。
▼副作用
手のふるえ、よだれ、乳汁分泌、乳房の腫れ、口やのどの乾き、胸やけ、脱力感、物忘れ、いらだちなどが起こることがあります。 まれに筋の強剛、嚥下困難、頻脈、血圧低下、発熱や、血液障害など悪性症候群の報告があります。 併用で内分泌機能調節異常、錐体外路症状が発現しやすいものもありますから注意してください。
クロナゼパム ランドセン・リボトリール ▼作用
脳の中枢に作用してけいれんを抑制するので、てんかんのけいれん発作を抑え、てんかんに伴って起こる、精神神経症状を抑えます。
▼副作用
ねむ気、ふらつき、運動反射機能の低下、唾液の増加、食欲不振、発疹、肝障害などの過敏症状が起こることがあります。 とくに高齢者では副作用が起こりやすい傾向があります。
セロトニン1aアゴニスト セディール(タンドスピロン) ▼作用
脳内セロトニンの作用部位を特異的にブロックし、心身症や神経症における不安、焦り、睡眠障害、うつ、恐怖感などの症状を改善します。
▼副作用
肝障害が現れることがあるので、注意を要します。 ときにねむ気、ふらつき、頭痛、動悸、頻脈、嚥下困難、発汗、発熱を伴う悪性症候群、吐き気、食欲不振、腹部膨満感、皮膚の発疹、かゆみなどの症状が出ますが、重篤な副作用は少ない薬です。 しかし、相互作用として、カルシウム拮抗剤系降圧剤を飲んでいる人では、影響し合って、降圧剤の作用が増強されることがあります。 また興奮、発汗、発熱などの症状を伴うセロトニン症候群を来すことがあります。
アリピプラゾール エビリファイ ▼作用
この薬はドパミンやセロトニン、アドレナリン、ヒスタミンなど、これら化学物質が働く脳神経細胞に対し特異的刺激作用を有する反面、抑制作用も併せもつことで、精神病における複雑な神経細胞活動のバランスに対し効果を発揮します。
▼副作用
不眠、神経過敏、下肢のむずむず感、振戦、不安、体重減少などですが、ときに無動、強度の筋の引きつり、嚥下困難、頻脈、血圧の変動、発汗を伴う悪性症候群、口の周囲の不随意運動、横紋筋融解症、血液障害が現れることがあります。 また、口渇、多飲、多尿などを伴う糖尿病性昏睡などの重い副作用が現れることがあるので、糖尿病の人には特に注意が必要です。脳内のさまざまな活性因子に働きますので、多様な副作用が起こることがあります。
ペロスピロン ルーラン ▼作用
脳の中枢に直接作用して、精神病に伴うさまざまな症状(幻視、幻覚など)を改善する作用があります。 脳内ドパミン受容体を遮断することによる興奮の抑制と、セロトニン受容体の遮断作用によるけいれん、無動行動の抑制作用が認められています。
▼副作用
手のふるえ、筋のひきつり、構音障害などの錐体外路症状、不眠、ねむ気などの精神症状が一般で、まれに無動、強度の筋のひきつり、横紋筋障害などの筋肉障害、けいれん、嚥下困難、頻脈、発汗、発熱を伴う悪性症候群や、口の周囲の不随意運動があり、中止後も筋の不随意運動がおきる遅発性ジスキネジア、麻痺性イレウスなどの重い副作用もあります。 また、糖尿病を悪化させたり、高血糖、血液障害などの報告もあります。肝・腎・心血管障害では副作用が起こりやすいのでとくに注意が必要です。 妊娠中、授乳中の婦人にも避けたほうが安全でしょう。
オランザピン ジプレキサ ▼作用
脳の中枢に直接作用して、精神病に伴うさまざまな症状(幻視、幻覚など)を改善する作用があります。 従来の抗精神病薬とは構造的にも作用点についても異なる非定型抗精神病薬といわれるものです。
▼副作用
不眠、傾眠、頭痛、頭重、めまい、肥満(体重増加、糖尿病)、ふらつき、不動、振戦、筋強剛、けいれん、便秘、口渇などですが、ときに緑内障、てんかんなどの症状の悪化、血糖値の上昇、麻痺性の腸閉塞、筋肉痛を伴う横紋筋融解症、低血糖、血液障害、さらには糖尿病性昏睡などの重い副作用が現れることがあります。 糖尿病、肝障害、心臓障害の人には避け、高齢者には注意が必要です。またほかの薬との併用で、副作用が起こる可能性が高い傾向がありますので注意してください。 使用中は血糖の検査や肝機能検査などによる十分な観察が必要です。
リスペリドン リスパダール ▼作用
脳の中枢に直接作用して、精神病に伴うさまざまな症状(幻視、幻覚など)を改善する作用があります。 正常者の脳では、ドパミンやセロトニンといった脳神経細胞の活動に関与する化学物質の働きのバランスによって調和が保たれており、この薬はこれら化学物質のバランスをコントロールして症状を改善します。
▼副作用
血圧の低下、ねむ気、反射機能の低下、不安、興奮、幻覚などの精神症状、動悸、不整脈、便秘、食欲不振などですが、ときには悪性症候群といって無動、強度の引きつり、嚥下困難、頻脈、発汗、発熱などがあり、この場合は使用を中止し、医師に連絡してください。 また、重い糖尿病の症状を起こすことがあります。口渇、多飲、多尿などの症状があるときは、医師の診察を受けましょう。そのほか、まれに低血糖、血液障害、脳血管障害が起こることがあります。危険な併用薬も少なくなく、とくに高齢者、妊娠中、授乳中の婦人への使用には慎重を要します。
抗不安薬 デパス・リーゼ・コレミナール・ソラナックス・コンスタン・レキソタン・セラニン・ワイパックス・セレナール・セパゾン・メンドン・コントロール・バランス・セルシン・ホリゾン・エリスパン・メレックス・レスミット・セダプラン・レスタス・メイラックス ▼作用
おだやかな鎮静作用、抗不安作用(不安や意欲低下を改善する)があり、筋肉のこりをほぐす作用もあります。 したがって、精神的な緊張による種々の症状(不安、不眠など)を改善します。また、催眠作用、抗うつ作用などもあります。
▼副作用
ねむ気、倦怠感、口やのどの渇き、吐き気、発疹など、ときには重い過敏症状が起こることがあります。 重大な副作用として、抗精神病薬と併用したときに横紋筋融解症、間質性肺炎、無動、強度の筋のひきつり、嚥下困難、頻脈、発汗、発熱を伴う悪性症候群、肝障害を来すことがあります。それらの症状がみられたときはすぐに中止して、医師の診察を受けてください。
睡眠導入剤 ハルシオン・レンドルミン・リスミー・ロラメット・エバミール・ユーロジン・エスタゾラム・ネルボン・ベンザリン・エリミン・サイレース・ロヒプノール・ドラール・ソメリン・ベノジール・ダルメート ▼作用
不眠症は、環境、体調などさまざまな誘因が考えられますが、中には、はっきりした原因がわからず、不眠を訴える場合があります。 この薬は、脳に直接作用して、催眠作用と鎮静作用を示すので、不眠症の治療に用いられます。 また、筋肉を弛緩させる作用もあるので、麻酔の前の処置にも用いられます。
▼副作用
ふらつき、気分不快、むかつき、倦怠感、せん妄、発疹などの過敏症状などが起こることがあります。 また、中途で目覚めた時のことを忘れてしまう健忘症があります。
アモバン   ▼作用
脳に働いて、鎮静・催眠作用を示します。また、けいれんを抑える作用ももっています。 睡眠は入眠のみならず、総睡眠時間を延ばす効果があります。したがって、主な適応は常習性不眠症です。 また、量が多すぎると呼吸抑制作用が現れます。
▼副作用
一般には苦味、ねむ気、口の渇き、ふらつき、頭重、頭痛、倦怠感、吐き気、めまいなどで、まれに激しい過敏症、幻覚、せん妄、錯乱、夢遊病などの精神症状や意識障害が現れることがあります。 また中途で目覚めた時のことを忘れてしまう健忘症があります。また、呼吸機能の低下した人では、呼吸抑制のおそれがあります。 妊娠中の婦人、小児には使いません。授乳中の婦人にも避けたほうがよいでしょう。 大量を連用すると意識障害、呼吸障害、血圧低下の急性中毒を示しますので、救急処置で吐かせるか、胃洗浄などを行います。肝・腎機能の悪い人には、効きすぎて中毒を起こしやすいのでとくに注意を要します。
マイスリー   ▼作用
脳のGABAA系の睡眠のしくみを増強し、入眠させます。 作用の発現は速く、1時間ほどで徐波睡眠に入り、しかも持続は短いので、健康者では眠りに入るのが早く、翌朝にもち越しにくい薬です。
▼副作用
ふらつき、ねむ気、頭痛、倦怠感、残眠感、悪心などです。 肝臓、腎臓の悪い人、高齢者では効きすぎから、大きな副作用として呼吸抑制や幻覚興奮などが現れることがあります。 また中途で目覚めたときのことを忘れてしまう健忘症があります。 妊娠中、授乳中の婦人、小児、衰弱者では避けたほうがよいでしょう。 過量の服用は、さまざまな意識障害、呼吸障害、血圧低下などの危険を伴いますので、絶対にしないようにしてください。 また、緑内障の人では眼圧が上昇し、症状が悪化することがあります。
ベゲタミン   ▼作用
中枢神経と自律神経を抑制することにより、鎮静作用と、制吐作用を示します。 また、精神病の症状である幻視、幻覚そのほかの異常行動や不安を取り除く作用があるので、精神病、神経症などによる不安、躁病、うつ病などに用いられます。
▼副作用
肝障害が起こりやすい薬です。 そのほか血圧低下、不眠、興奮、焦燥、頻脈、筋肉のこわばり、顔のひきつりなどが起こり、発汗、よだれ、視覚障害、体重増加、女性化などが起こることがあります。
その他 アリセプト ▼作用
脳内のアセチルコリン分解酵素に選択的に働き、その作用を阻害、脳内のアセチルコリンの量を増すことによって、記憶障害など、アルツハイマー型認知症の症状の改善に効果を示します。 病気そのものを根治する作用はありません。 症状の改善、進行の抑制を期待して使われる薬で、アルツハイマー型認知症が適応となります。
▼副作用
血中のアセチルコリンの量が増えるために不整脈、消化性潰瘍、気管支喘息を増悪させますので、そのような病気をもつ患者には用いません。 また、吐き気、嘔吐、よだれ、発汗、急性膵炎、心不全、急性腎不全、肝炎や肝障害、低血圧、手のふるえや運動障害などの錐体外路障害、ときには悪性症候群が現れることがあります。 アスピリンやそのほかの非ステロイド性消炎鎮痛薬といわれるものは、アセチルコリン系の作用を増強して胃酸の分泌を高め、潰瘍を増悪させる副作用を起こしやすいので、一緒に使わないでください。そのほか、胃腸の病気でよく使われる抗コリン系の薬も、この薬の効果を相殺しますので、併用に注意してください。逆にコリン系の薬との併用で、この薬の作用が増強され、副作用を来すおそれがあります。ときに横紋筋融解症から腎不全に至ることもあります。腎機能が悪い人は注意が必要です。

自律神経失調症とビタミン、ミネラル

カルシウム、ビタミンB群は神経の働きを正常に保つ働きがありますが、強いストレスが続くと急激に消耗します。

また、ストレスが加わると副腎皮質ホルモンを分泌して全身の身体のバランス抵抗力を高めます。

この副腎皮質ホルモンの合成、分泌に欠かせないのがカルシウムやビタミンCです。普段の食事からカルシウム、ビタミンCを多く摂取する事がストレスを緩和に繋がります。

ビタミンAやEもなどの油性ビタミンも自律神経をコントロールし、症状を緩和させる働きがあります。

また、最も重要な働きを担うカルシウムはイライラを鎮め、不眠を解消する働きがあります。

その他の療法

○呼吸法、自律訓練法などによるセルフコントロール

○気功、太極拳などによる氣の流れのコントロール

○半身浴、足湯、温泉、器具などでの温熱療法

○自己管理によるライフスタイルの見直し

○カウンセリング、セラピーなどの心理療法

○指圧やマッサージ、整体、鍼灸、ストレッチなどの理学療法

○音楽療法やアロマテラピーなど五感に働きかける療法


永谷元氣堂が処方する漢方薬の役割

◎まず現在の状態よりQOL(生活の質、心身の健康)が向上します。化学薬品による副作用を和らげます。

◎漢方薬を使って自律神経失調症から来る不定愁訴を和らげます。

◎東洋医学では自律神経失調症は主に肝、胆・腎、膀胱、肺、大腸・脾、胃の疲れ、弱り、異常と考えますが、漢方薬でこれらの働きを正常に近づけます。

◎漢方薬で自律神経、ホルモンのバランスを正常に近づけます。

◎体力、抵抗力を補う漢方薬を使用します。

◎造血、浄血、巡血、淤血なその方の血液、血流の状態に応じた漢方薬を使用し冷えや血流を良くします。

当店が自律神経失調症でお悩みの方に出来る事

○自律神経失調症でお悩みの方のお話を聞かせて頂き、養生法、食事療法などをアドバイスし、不安を和らげ安心して治療ができるようサポートします。

○漢方薬を使い自律神経失調症から来る不定愁訴を和らげるサポートをさせて頂きます。

○化学薬品などから来る身体へのダメージを和らげ、体調良く過ごせる様にサポートします。

○漢方薬を使い自律神経失調症の根本治療を進め症状の改善と身体の回復を援け正常に近づける様にサポートします。

○化学薬品による大量の活性酸素発生を抑える漢方薬を使用します。

○長引く自律神経失調症による体力、抵抗力の低下を、回復させるサポートをします。

※症状の進行状況、病歴、体質により使用する処方は違いますが、普通は2~3種類、重度、病気が合併している時は3種類~使用します。

1カ月の漢方薬のご予算

◎1カ月の漢方薬のご予算 7,500円~処方できます。

※初めの4ヶ月間は最良の服用量をお勧めします。症状の改善にともない服用量を減量していきます。

※費用についての詳細はお問合わせください。

※ペットの場合体重5㎏で人間の1ヵ月の費用の12分の1のコストです。

問診・注文フォームへ

自律神経失調症に関するブログ記事

もっと見る(漢方あれこれブログへ)

無料相談にて漢方薬処方をさせて頂いております

カウンセラー 永谷直樹

当店では、本当い良い漢方薬と代替医療健康食品を豊富に取り揃えています。漢方薬の服用を考えておられる方は、お気軽にご相談ください。

ご相談の際には、お客様の症状、現在のお薬の服用状況など、なるべく詳細にお伝えください。適切な治療についてアドバイスさせて頂き一人ひとりに合った漢方薬、サプリメントを処方させて頂きます。

また、人間のみならずペットの漢方治療、サプリメント療法でも、たいへん喜ばれていますので、お気軽にご相談ください。

なお、お客様の個人情報は、当店からの相談回答、処方以外には絶対に使用致しません。詳しくは当店プライバシーポリシーをご確認ください。

お店で相談

ご来店のうえご相談いただけます。[地図はこちら(Googlemapへ)]

【完全予約制】事前にお電話で、現在の症状・お薬の服用状況などをお伺いさせて頂きます。

予約受付電話番号:0742-26-6324 [10:00~19:00 月曜・祝日定休]

お電話で相談

お電話で、現在の症状・お薬の服用状況などをお伺いさせて頂きます。

フリーダイヤル:0120-66-7858 [10:00~19:00 月曜・祝日定休]

メールで相談

問診フォームにご記入・送信を頂きましたら、後ほど、適切な治療についてのご案内をメールで3日以内に返信させて頂きます。

※営業時間内では、できるだけお電話のご相談をおすすめいたします。

メールで相談する(問診表へ)